東ミンダナオ海軍部隊（Naval Forces Eastern Mindanao, 以下NFEM）は、2025年2月4日、ダバオオクシデンタル州バルート島にて、総額4300万ペソを超える密輸タバコを摘発した。
この作戦により、違法取引に関与していた7名が逮捕された。 NFEMの広報担当官であるレイナンテ・ヴィレラ中佐が提供した報告によると、押収された密輸品は1,013箱の「マスターケース」に詰められており、数千パックの違法タバコが含まれていた。
これらの総額は43,729,770ペソにのぼるという。 この作戦に対し、フィリピン麻薬取締局ダバオ地方（PDEA-Davao）の職員も協力し、麻薬探知犬を用いた厳重な検査を実施した。
違法薬物が積荷に含まれていないか確認するためである。 押収された密輸品と、船長フェラニル・ピエール氏を含む乗組員は、ダバオ市パナカンのフェリックス・アポリナリオ海軍基地に移送され、記録作成が行われた。
その後、押収されたタバコは、税関局および地元当局へ引き渡され、適切な処分が行われることとなった。関係当局は、密輸やその他の違法行為を取り締まるため、全ての手続きを慎重に進めている。
現在、当局は捜査を継続しており、この密輸組織の全容解明と、違法取引の関係者特定を進めている。 NFEMによると、今回の摘発は違法取引を抑制するうえで重要な一歩であり、密輸品が地域市場に流入するのを防ぐことで、正規のビジネスと公衆衛生を守ることにつながると評価されている。
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