ダバオ市の安全を守るタスクフォース・ダバオ（以下TF-Davao）はダバオ市の学校に通う子どもたちの「安全の文化（Culture of Security）」を強化していく予定だ。「安全の文化（Culture of Security）」は、前司令官のもと2020年から正式に開始された取り組みで、市民一人一人が危機意識を持ち自己防衛することを文化とする活動だ。
TF-Davaoの現司令官は「私たちは若者に安全の文化を普及し擁護していく」とコメント。大人達は既にこの取り組みの重要性に気づいているので、主に小学生から高校生に焦点を当て啓蒙をしていくとしている。同氏は「彼らはダバオ市の安全がいかに大事か知り、理解する必要がある」とコメントした。
TF-Davaoは既に小中高校生向けの教材を用意しているという。同氏は学校に出向くため教育長と調整を行っている最中で、小中高生への啓蒙活動は全ての私立学校と公立学校で行われる予定だ。「彼らが大人になり社会を引っ張っていく存在になったときには、少なくとも私たちは既にダバオの安全の文化を若者に継承しているでしょう」と将来への展望を示した。
