ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ＝カルピオ氏は、バンケロハン公設マーケットの商人の1人から、新型コロナウイルス(以下、Covid-19)の陽性反応を示したことを明らかにした。
ダバオ市政府は先週、保健省との協力のもと、バンケロハン公設マーケットおよびバランガイ23-Cにランダム検査を実施しているが、今回陽性が確認された人物について市長は、同ランダム検査で発見されたかどうかは明言しなかった。また、同患者がすでに南フィリピン医療センター（SPMC）に入院しているか、または市内のCovid-19隔離施設の一つに収容されているのか、そして同患者の病状なども明らかにされていない。
サラ市長は今までも、ダバオ市災害ラジオのラジオインタビューにおいて、ウェットマーケットや食料品店のような場所に頻繁に訪問することは、感染リスクが高いので控えるように市民に警告してきたが、今回改めてその危険性が露呈した形だ。
ダバオ市は、今後数日のうちに市内のバランガイなどで、より多くのランダム検査を実施し、各エリアでのクラスター発生を未然に防いでいくという。
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