【News】ミンダナオ大学、昨年より順位を上げてフィリピンの大学ランキングでトップ19に選出

独立系指標サイトEduRankによると、ミンダナオ大学(以下UM）は、フィリピンのトップ100大学の2024年EduRankリストで19位に上昇し、2023年の前回ランキングより6ランクアップした。また、ダバオ地方では7校中1位、ミンダナオ地方では2位にランクインした。アジアでは5,830校中2,334校、世界では14,131校中6,242校にランクインしている。

EduRankリストは、研究成果、非学術的な卓越性、卒業生の影響力に基づいている。フィリピンでは、229の大学による5,880万件の学術論文から約50万件の引用と、入手可能な最大規模の参考文献データベースを利用した1,093人の著名な卒業生の人気がランキングに反映されている。

UMは、様々な分野での成績がランキングを向上させたとしている。特に、心理学（8位）、経済学（11位）、コンピューター・サイエンス（13位）、リベラルアーツ・社会科学（14位）、数学（17位）、ビジネス（22位）、生物学（24位）において優秀であった。

レイナルド・カストロ副学長は、教授陣の研究と論文指導への献身を認め、彼らの努力が大学の上位入賞に大きく貢献したことを強調した。また、ミンダナオ島の学生たちに世界レベルのより良い教育を提供したいと語った。

ロニー・アモラド上級副学長は、UMがミンダナオ州立大学に次いで2位にランクされたものの、ミンダナオの私立高等教育機関としてはトップであることを認め、他の私立学校にもUMの業績からインスピレーションを得るよう奨励した。

ミンダナオの他の注目すべき大学には、23位のアテネオ・デ・ダバオ大学(AdDU)、48位のフィリピン大学ミンダナオ校(UP-Mindanao)、51位のサウスイースタンフィリピン大学(USeP)などがある。フィリピン国内では、フィリピン大学ディリマン校がトップで、デ・ラ・サール大学マニラ校、アテネオ・デ・マニラ大学がそれぞれ続いた。UMのさらなるランクアップに期待したい。