8月29日午前11時45分ごろ、ダバオ市マアのダイバージョンロードで発生した車両事故は、「ドミノ効果」により大渋滞を引き起こし、約3時間にわたって周囲の交通に影響を及ぼした。
マア警察署の報告では、6台のトラックと5台の自家用車が衝突に巻き込まれたという。衝突の衝撃のため、運転手や同乗者の何人かはフィリピン南部医療センター(SPMC)に搬送された。記事執筆時点で、犠牲者の氏名や怪我の状態についての報告はまだないが、マア警察署によると、この事故により「複数の重症者が出て、物的損害も発生している」とのことだ。
交通課の調査によると、最初にブレーキを踏み外した車が前の車に衝突し、その衝突が他の車にも広がった。同じ車線の大型トラックが他のトラックとぶつかり、それを避けた他の車が方向感覚を失い、ドミノ倒しのように事故の規模が増大していった。しかし、この車両事故は、車両の損傷の割に、幸運にも死亡者は出さなかった。
警察はこのような事故を避けるため、ドライバーに慎重な運転を改めて注意した。ダバオ市では事故防止のために速度規制条例が施行されている。条例の確実な遵守が、このような重大な事故を防ぎ、市民の安全を守ることに繋がる。
