【News】ダバオ市は新型コロナウィルスワクチン接種目標を180万人に引き上げ

ワクチン接種会場

2021年11月24日(水)、ダバオ市は市内における新型コロナウィルスワクチン接種の1回目を終えた人が100万人を超えたことを受けて、ワクチン接種人数目標を従来の120万人から180万人へと引き上げると発表した。180万人はダバオ市の推定総人口の100%とされている。

新型コロナウィルスタスクフォース報道官は、フィリピン保健省(DOH)がワクチン接種可能年齢を従来の18歳以上から12歳以上に引き下げる決定をしたことにより、接種可能年齢の層が広がったこと、フィリピン政府が11月29日から12月1日までの3日間をワクチン接種デーと制定したことで、接種人数も大幅に増加することが見込まれることから、地方自治体の接種目標人数も増加することが期待されていると述べた。

ワクチン接種デーは、24日(水)にドゥテルテ大統領が人口の70%以上に新型コロナウィルスワクチンの接種を完了することを目標に制定され、祝日にはならないものの期間中はフィリピン全土の1500万人に集中してワクチン接種を実施する目標が掲げられている。期間中はワクチン接種が優先され、接種を証明できれば従業員は勤務時間中であっても欠勤とは見なされない。

保健省ダバオ支部によると、ダバオ市はワクチン接種デー期間中の3日間で14万7313回分、1日当たり4万9104回分のワクチンを接種することを目標にしているという。11月19日時点で既に一回目の接種を終えた人が100万人、二回目の接種を終えた人が90万人を超えているため、ワクチン接種デー後は、当初の目標120万人への接種を達成することが確実とされている。

ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、現在ダバオ市の感染状況が減少傾向にあるのは、市民が積極的にワクチン接種を受けた結果であり、その努力、集団免疫の獲得ががあってダバオ市の警戒レベルがより行動制限の少ないアラート2に維持されていると述べ、市民の協力に感謝の意を表している。

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