【News】ダバオ市の新型コロナウイルス陽性率、一時は30%まで到達もついに5%代まで減少

ダバオ市の新型コロナウイルスの状況は、さらに改善が続いている。10月29日金曜日、Covid-19タスクフォースのMichelle Schlosser報道官は、ダバオ市の新型コロナウイルス陽性率が5.6%まで下がったと明らかにした。

同タスクフォースによると、毎日確認されている新型コロナウイルス感染者は減少が続いており、10月25日月曜日時点の陽性率は5.6%にまで下がったという。Schlosser氏は、「陽性率が5%というのは大変喜ばしいことだ」と述べた。陽性率5%というのは、世界保健機関(WHO)によれば新型コロナウイルスの感染をコントロールできていると見なせるからだ。

また、Schlosser氏は、死者数も下がっていると言及し、2日連続で死者が出ていないとも述べた。さらに、病床率も改善が続いているという。ダバオ市の新型コロナウイルス対応の中枢を担う南フィリピン医療センター(SPMC)では、65.8%であった病床率が、10月29日金曜日時点で35.2%にまで減少した。

このような現状の要因として、同報道官はワクチンを接種する人が増えていることを挙げている。ダバオ市のワクチン接種は、10月28日木曜日時点で1回目の接種を終えた人が882,818名(全体の64.2%)に達し、2回目の接種を終えた人も788,001名に到達した。

ダバオ市では先日、禁酒販売禁止令や夜間外出禁止令も解除された。しかしながら、Covid-19タスクフォースは、基本的な感染対策は継続しなければならないと市民に訴えている。Schlosser報道官は、「市民の皆さんがワクチンを接種すれば、感染者の減少はこのまま続くでしょう」と述べ、ワクチン接種を今後も呼び掛けていくと述べた。今月(2021年11月)までに1回目接種を120万人にという目標に到達することは難しい見込みだが、それでも遠隔地やワクチン接種を怖がっている人たちへのアプローチは続けていくという。

ダバオ市でもやっと新型コロナウイルスの感染に落ち着きが見られてきた。さらに状況が改善すれば、さらにコロナ禍前の状況が戻ってくるだろう。しかしながら、ここで油断せず、感染対策は継続していきたいものだ。

【News】ダバオ市の新型コロナウイルス感染状況、10月に入り改善傾向に

【News】ダバオ市は新型コロナウィルスに関する新たな警戒レベルを採用へ

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社