【News】ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏が公務復帰、感染した状況について語る

サラ・ドゥテルテ市長

新型コロナウイルスに感染し休養していたダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、2週間ぶりに毎週月曜日に出演している災害ラジオに戻ってきた。番組では、どのようにして新型コロナウイルスに感染したのか、症状はどうだったのかなどについて言及があった。

10月25日月曜日のダバオ市災害ラジオに出演したサラ市長は、一緒に住む17名中11名が新型コロナウイルスの陽性反応が出たと明らかにした。サラ市長はワクチン接種を終えていたが、ワクチンを打っていなかった18歳以下の子どもから感染したという。サラ市長は、「ワクチンを打っていない家族がいて、それは子どもたちでした。子どもたちは新型コロナウイルスに感染し、私たちが看病しなければなりませんでした。結果、大人も感染することとなってしまったのです」と語った。

サラ市長も最初はPCRテストで陰性と出ていた。しかし、その後3~4日にかけて喉に痛みを感じだした。サラ市長は、「新型コロナウイルスに感染した人の中には、のどに痛みを感じている人もいました。しかし、私は咳や悪寒はしなかったのです」と語っている。その後味覚や嗅覚も感じなくなったが、数日して元に戻ったという。

現在、感染した11名は全員回復している。重症に至る人はいなかったものの、サラ市長は、酸素吸入のために入院した家族もいたと明らかにした。そして、看病してくれた医者や看護師といった医療従事者に感謝の言葉を述べた。

その後サラ市長は、自身の経験も踏まえて「ワクチンを接種することが重要」だと述べた。そして、「テストは重要です。しかし、家の中にいる人を隔離することはできません。また、隔離されて最初から最後まで何の症状も出ない人もいるので、誰が陽性かを特定することもできません」と語った。

新型コロナウイルスに感染し、回復したサラ市長の言葉には重みを感じる。アメリカでは12歳以下の子どもへのワクチン接種が容認されようとしている。フィリピンにもその流れが来れば、今回のような家庭内感染は防げるようになるだろう。

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