【News】サラ市長、依然として次期大統領候補としての人気高く

サラ・ドゥテルテ市長

ダバオ市長サラ・ドゥテルテ=カルピオ氏の人気を象徴づける調査がおこなわれた。ミンダナオ大学で世論調査をおこなう「The University of Mindanao Institute of Popular Opinion: UM-IPO」は、ダバオ市民を対象に、次の大統領にふさわしい人物は誰か調査をおこなった。

この調査は、3月10~19日、市内3つの地区の市民を対象におこなわれ、2022年5月におこなわれる次期大統領選に投票したい人物が誰かヒアリングをおこなった。その結果、サラ市長を選んだ市民が10人中6人の割合でいたことが分かった。サラ市長に関する調査結果はそれだけに留まらない。投票数が最も多くなる人物の項目では10人中6人の割合という結果も出ている。しかしながら、大統領選に進むか分からないと回答した人も10人中3人の割合でいた。サラ市長の人気を象徴していると同時に、これまでの大統領選には出馬しないというコメントを踏まえて出馬しないのではと思う人たちもいるようだ。

サラ市長に続いたのは前上院議員で副大統領に立候補しているFerdinand “Bongbong” Marcos Jr.氏で8.2%となっている。

また、サラ市長が大統領選に出馬するか分からないと回答した人のうち、10人中5人は市長の任に留まって三期目に向けた再選挙に臨んではと回答した。また、10人中3人は副大統領に出馬してほしいと述べ、最も高いポジションを狙いにいくべきではないと回答した。

今回の調査について、UM-IPOは、その調査方法について言及した。そして、「調査を行うにあたり直接伺うことができなかったので、オンラインで調査をおこないました。ダバオ市に住む18歳以上のFacebookユーザーにオンラインでの調査をおこない、一定の半径内にいる人に絞ってヒアリングをしました」と語った。この条件を満たす計1,200人が無作為に選ばれ、調査対象となったという。

これまでのサラ市長を巡る動向は、まず、2022年の大統領選には出馬しないので調査から名前を外してほしいと関係当局に依頼があった。その理由として、現在ダバオ市の新型コロナウイルス対応に集中していると繰り返し述べてきた。さらに、市内で応援活動をすることも市長令を出して禁止する対応も取った。その後、2034年の大統領選に出馬する計画があるとも国内メディアで語ることもあった。現大統領であり2022年6月30日で任期を終えるロドリゴ・ドゥテルテ大統領もまた、最も高い立場を目指して出馬しないよう声掛けしたと語っていた。

これだけ「出馬しない」と繰り返し主張してもなお、ダバオ市民の「サラ・ドゥテルテ=カルピオ大統領就任」という希望はほとんど消えていない。サラ市長の信頼の厚さが伺える。