【News】勇者の日の式典、フロントライナーへメッセージが送られる

サラ・ドゥテルテ市長

4月9日金曜日は「勇者の日(Araw ng Kagitingan)」で、フィリピンは祝日となった。この日に合わせ、ダバオ市でも式典が執り行われ、参加したダバオ市長サラ・ドゥテルテ=カルピオ氏から、フロントライナーへの感謝の言葉が送られた。

サラ市長は、「勇者の日を祝うこの日に、私たちの国の勇敢な人々のことを思い返してほしいです。現在も続いている新型コロナウイルス(Covid-19)と戦う、フロントライナーの皆さんのことです」と語った。また、市民に対しても「そして、私たちも自分の義務を果たし、ダバオ市民の皆さんの幸福や、コミュニティそのものを脅かす驚異に打ち勝てるよう、これらも頑張っていきましょう」と語った。

勇者の日は、第二次世界大戦中の4月9日に、バータン半島陥落とその戦死者のことを記念して設けられた日である。その歴史を振り返ると、まず、1941年12月8日、日本軍と極東米軍の戦いがフィリピンで始まった。そして、1942年1月1日、バータンおよびコレヒドールに撤退していた極東米軍およびフィリピン軍の日本軍に対する「最後の抵抗」ともいえる戦いが幕を開け、立て続けに日本軍が攻めてきたことで、4月9日にバータンが陥落。その27日後の5月6日には、コレヒドールも陥落した。その後、53km離れた収容所に移送する際、輸送手段や食料が不足していたため、4~5日間歩いて移動する際に多くの兵士が亡くなった(バターン死の行進)。

その後3年間にわたりフィリピンは日本領となったが、その間にもフィリピン軍および米軍は密かに力を蓄えてきた。そして、1944年10月20日、米軍がレイテ島に上陸すると、両軍は蓄えてきた力をすべて使い、1945年1月9日にはレイテ島を取り返すことに成功した。

サラ市長は、バータンで国のために戦った兵士たちと、今Covid-19と戦うフロントライナーたちを重ねて、日々奮闘してくれていることへ感謝した。Covid-19の驚異はいつか終わる、私たち人類は絶対にCovid-19に打ち勝つという強い意志も感じる。そして、その勝利のためには、ダバオ市の人々が一致団結しなければならない。どの国もまだ先の見えない戦いの最中だが、絶対にこの苦難を乗り越えられると信じ、頑張っていきたいと思う。