【News】マルコポーロホテルに続き、グランドリーガルホテルも閉鎖へ

カジノ

11月29日(日)、長引くダバオ市内の新型コロナウィルス感染拡大における都市封鎖や隔離措置の影響で、6月に閉鎖を決定したダバオのシンボル的存在であるマルコポーロホテルに続き、ラグジュアリーホテルであるグランドリーガルホテル(ラナン地区)が一時閉鎖を決めた。

グランドリーガルホテルを運営するGrand Land社代表のゴー氏は地元紙のインタビューに応じ、長引く市内の新型コロナウィルス感染拡大による都市封鎖の影響で、ホテルの稼働率は低く、高いオペレーションコストを維持することが困難な状況にあるため、一時閉鎖を決定したと明かした。

しかしながら同氏は、現在の状況が好転し、観光客が戻ってくる環境になった場合、ホテルのオペレーションを再開させる予定であるとも語り、今回の決定は、倒産ではなく、あくまで一時的に全ての運営を閉鎖する休業措置であると付け加えたが、具体的な再開の目途については、言及していない。

グランドリーガルホテルは、ダバオ市内ラナン地区にある14階建てのホテルで217室を所有し市内最大のカジノを併設している。同ホテルは2014年のインタビューで、2016年までに2億ペソを投じ、ホテルの改修を実施、5つ星ホテルを目指していた。しかしながら、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、3月のパンデミック以降、市内の観光・ホテル業界は営業を禁止・制限されており、非常に厳しい経営状態に陥っている。