【News】ダバオ市は帰省予定の市民に対しPCR検査を実施

6日(月)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は地元のラジオ番組に出演し、国内における新型コロナウィルス感染拡大の影響で、公共交通機関が停止され、国内各所からダバオ市に戻れずにいた市民が入境した際は、PCR検査を実施すると述べた。

ダバオ市では、公共交通機関が停止され、国内各所からダバオ市に戻れずにいた市民の受入れを開始している。サラ・ドゥテルテ市長によると、今週中にも200名以上の市外に取り残された人々がダバオ市のバスターミナルに到着し、到着後にPCR検査を受け、その後14日間の自宅隔離が実施されるという。

また、同市では今後も国内、海外からダバオ市に帰省を希望する人々の受入れを順次拡大していく方針であり、そのため帰省者が到着する予定のバスターミナルや空港などでの検疫体制を強化していくという。

同市では、ダバオ国際空港と国内線商業フライトの再開に伴い、帰省者が増加した結果、7月2日にはセブからダバオに到着した一部の商用便の乗客に複数のコロナウイルス陽性患者が見つかっている。しかしながら、空港での水際対策の効果もあって今のところ市中への感染拡大は防げている。