【News】ダバオ市では300名の新型コロナウィルス感染者を確認、ダバオ地方は本日から大幅に規制が緩和

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フィリピン保健省ダバオ支部によると、5月31日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者の総数は300名であることが発表された。うち25名が死亡し、127名は既に回復したという。この週末で新たに17名の感染者が確認された。

ダバオ市では5月16日から5月31日までの一般的なコミュニティ防疫(GCQ)期間を6月15日まで延長した。市の経済活動は徐々に再開され、人の流れが増加する中、集団感染が疑われるケースも発生し、市内複数のバランガイ(行政の最小単位)は非常に危険度が高い場所として立入制限区域に指定されており、GCQ移行後の10日間で73人の新型コロナウィルス感染者が確認されている。

一方、ダバオ地方は本日から規制が大幅に緩和された一般的なコミュニティ防疫(MGCQ)期間となる。新型コロナウィルス国家特別対策チームのガイドラインによると、緩和された一般的なコミュニティ防疫下では、全ての住民は外出が許可され、交通機関の運行も再開、集会は建物の収容人数に対して50%まで、 60歳以上、妊婦、そして健康リスクがある人を除く公務員は全員勤務再開、最低限の健康要件を満たした者の水泳、テニス、卓球、ゴルフなどのアウトドア活動が許可される。

経済活動においても、全ての公共工事、民間の建設工事は政府の安全基準を満たした上で許可、電力、エネルギー、水道、ユーティリティ、農業、林業、漁業、食品加工、食品供給、食品サプライチェーン、スーパーマーケット、店頭での食品販売(持ち帰りのみ)、健康関係、物流、情報通信、メディア、マイニングやその他の製造業、EC、配送、修理及びメンテナンス、金融、法律会計業務、監査業務、士業業務などの多くの業種で業務再開が許可された。