【News】強化されたコミュニティ防疫、延長の是非を協議へ

サラ・ドゥテルテ市長

現在ダバオ市では、新型コロナウイルス(以下、Covid-19)の感染拡大予防措置として、強化されたコミュニティ防疫(以下、ECQ)が4月19日までの予定で実施されている。終了予定日が近づく中、ダバオ市長サラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、4月15日に協議の場を設け、ECQの期間延長の是非について検討すると発表した。

ECQ期間延長についての協議に向けダバオ市は、ダバオ市内のCovid-19患者の対応にあたっている南フィリピン医療センター(Southern Philippines Medical Center 以下:SPMC)の医師らに意見を求めるとしている。

ダバオ市ではすでに各バランガイに対し、救援物資の配布を行っており、多くの家庭が物資を受け取っているが、市では現在も救援物資の準備を進めていると市長はコメントしている。

感染者の爆発的増加は抑えられているといえるであろうダバオ市だが、人々の気の緩みは、いつ事態を急変させてもおかしくない。そのため、仮にECQが延長されなかったとしても、ワクチンが出回るまでの間は、しばらく注意を払って生活することが賢明だろう。

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