【News】ダバオ大規模インフラ事業、国家経済開発庁が計画を精査

道路

国家経済開発庁(National Economic and Development Authority 以下Neda)の投資調整員会は、ダバオ市で計画が進んでいる3つのインフラ事業の評価と資金拠出計画の見直しを行った。

3つインフラ事業とは、現在建設中の沿岸道路、日系企業もかかわるバイパス道路の建設計画、ダバオ国際空港の拡張工事のことである。ダバオッチでもニュースとしてとり上げてきた。

沿岸道路はダバオ市南部のBago Aplayaから北部のR. Castilloまでをつなぎ、新たな幹線道路として機能することで、交通渋滞の緩和が期待されている。また、長期的には都市機能を南北に分散させる狙いもある。この計画はすでに一般歳出予算法と政府開発援助を元に、286.2億ペソの予算が承認されている。今回の見直しでNedaは予想されるコストの補正や支援期間の見直しを承認した。

バイパス道路建設計画は2018年の住民投票を経て計画が進んでいる。今回の見直しでは、予算を当初より16.99億ペソ増額し、42.84憶ペソを計画に割り当てることが決定された。

ダバオ国際空港の拡張工事では、2028年までに489億ペソを投じて空港の大規模改修・拡張工事を行い、オペレーション可能な旅客数を年間最大1,510万人まで引き上げるという。運輸省は今回の見直しに際して、工事計画を詳細に定めた。

Nedaの投資調整委員会はこれらの事業以外にも、ダバオーサマル橋計画とバス交通システム(HPBS)計画も承認している。ダバオの発展が加速することを期待したい。

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