【News】ダバオ市、失業率改善に向けてキャリアトレーニングを計画

フィリピン日系人国際学校

国家経済開発庁(National Economic Development Authority)ダバオの関係者であるMario Realista氏は、高校生により多くのキャリアトレーニングを受けさせることは、国内の失業率の改善に貢献すると説明している。

12月5日、ダバオ市内のサウスイースタン・フィリピン大学で開かれた2018年ミンダナオ経済コンベンションの際にRealista氏は、学問と産業の間に存在する雇用のギャップに対処するためにも、フィリピン教育省(Department of Education)は「K to 12(幼稚園から12年生まで)」教育プログラムを見直した方が良いと提案している。

本プログラムは基礎教育が初等教育6年・前期中等教育4年・後期中等教育2年の12年間となっている。

同氏によれば、2018年1月時点の失業率は5.3%となっており、これは過去2年間の記録(2016年は5.5%、2017年は5.7%)に比べて改善したとのこと。また今回の失業率は2017年に設定した目標である5.1%〜5.4%に到達したとも述べている。