【News】熱帯低気圧 比に接近中

フィリピン大気地球物理天文局より

フィリピン大気地球物理天文局(Philippine Atmospheric, Geophysical and
Astronomical Services Administration)によると、フィリピン東部にあるミクロネシア連邦カロリン諸島に位置する熱帯低気圧「ウスマン」が24時間以内に台風に変わる見込みである。

気象庁は26日10時05分の速報で熱帯低気圧について、進路は西北西で時速15キロ、中心気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと発表している。

2018年最後の台風に変化するとされる「ウスマン」は、今後西に進路を変え、少しずつ勢力を増しながらフィリピンに上陸し、12月27日には東ビサヤ地方の雨風が強まる見込みだ。

またフィリピン当局は、威力の程度にかかわらず、ビコール地方、東ビサヤ地方、カラガ地方、西ビサヤ地方パラワン島、ミンダナオ地方の、河川、低平地、山岳地帯に住む人々に洪水や地滑りへの注意を呼びかけている。